部設立へのナビゲート
長崎純心大学文GO部 神谷 光風
文芸活動をしたくても、自分の大学や近所の大学に文芸系のサークルが無いとお困りの方へ。もしあなたがどうしても文芸活動をしたいとお考えならば、部を設立する事をお勧めします。ただ、それにはかなりの根性と熱意・勇気、そして諦めない心が必要です。ここで、参考までに、私の純大文GO部を設立した時の方法を交えながら、設立の方法をナビゲートします。不安に感じている人も、これを参考してみては?
1、(手続き編)学生会を味方につけよ!
学生会を味方につけるのとそうでない場合と状況の展開が全く違う場合があります。上手く学生会を味方につけることが出来れば、以下の待遇が与えられる場合があります。
(1)勧誘作戦に協力してくれる
(2)設立成功後の相談に他の部より親身になって受けてくれる
(3)決して忘れ去られない(一般論では、文芸系のサークルは忘れ去られやすい)
(4)予算折衝の際に有利に働く可能性も(ただし低確率)
では、どうすればいいのかというと、熱意と実力をアピールすればいいのです。なお、初心者の場合は熱意だけでも十分です。私は入学して翌日に学生会室へ文芸部設立をアピールして、覚えてもらい、その後の勧誘作戦も有利に働きました。なお、実技試験も有りましたが、ギリギリ合格ラインでした。
2、(勧誘編)人脈の広い人を中心に勧誘作戦を展開し、熱意を見せよ!
人脈の広い人を中心に聞きこめば、割と高確率で有力情報を獲得できます。その後は説得です。まず、アピールするポイントは以下の通りです。
(1)熱意
(2)目指している作家
(3)その他、学生文芸に関すること
ちなみに、私が最初の部員を獲得した時は、この3点を説明した上で、「今の学生文芸は君のような人が求められている」と最後に言いました。すると、OKをもらいました。そのあとは、次々と部員が紹介してくれ、気が付いた時には6人になっていました。ただし、これは熱意を学生会の支援の元、公で公表しましたので、次々と集まったわけです。そうでない場合は、一人見つかったとしても気を抜かず、自分から歩み寄り勧誘する事。
3、(顧問編)どの方針でも心有る先生を選べ!
顧問選びですが、これで苦戦する人は数知れず。方針によって選ぶ顧問がほんの少し違います。
パターン1 読書主体の文学を追求する文学研究会
国文学を専攻している先生を選んで説得して下さい。自分たちだけでは苦労する面が多いです(特に最初)。そこで、国文学の先生を頼る事によって、アドバイスしてくれたり、貴重な資料を提供してくれる可能性も有ります。
パターン2 コンクール入賞など実力主義の場合
これは文芸創作を専攻としている先生が当然ベストですが、そういう先生は非常にまれだと思います(私が把握している限りだと、大阪芸術大学・東海大学・日本大学・梅光学院大学の4校にいるようです)。国文科の先生で十分でしょう。広い範囲で作品を見てくれ、弱点まで分析してくれるので、実力は伸びます。
パターン3 読書と文芸創作をバランス良くやる場合
今まで説明した通り、国文学専攻の先生が良いと思います。ただ、部員の方向性の混乱に注意。
以上、考えられる3パターンを考えました。しかし、共通して言える事は、心有る先生を選んでください。理想の先生が見つからなくても、心有る先生なら助けになってくれるかと思います。また、交渉の際は、失礼の無いよう、はっきりと熱意を伝えて下さい。そうすれば高確率で成功します。
4、(実技試験編)下手でも魂がこもった作品を披露せよ!
場合によっては、学生会等から実技試験を課せられる場合があります(経験者のみ)。披露するのは、自分の得意ジャンルで良いようです。しかし、審査員側が見るのは技術面だけではありません。熱意が1番問われるのです。仮にしくじったとしても、熱意さえ見せれば、合格できます。私も評価は低かったのですが、熱意とコネがあったおかげでギリギリで合格しました。プロ目指しているにも関わらず……(苦笑)
以上、4点を突破できれば、大抵の場合、発起は成功します。そして、上手く設立が出来れば、安定軌道に乗るように部員増強・初心者の育成・部のシステムの定着・そして年内の文芸誌創刊号の発行を目標に頑張って下さい(ウチもこの4点が今年の目標)。この年を乗りきれば、部昇格も目の前です。
Good Luck!
(7月28日完成)
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